PHPとは

ノテータ式−ホームページ作成講座でもPHPを使っています

XHTMLに埋め込むことで、ウェブサーバーにより実行されるプログラムの一種です。ノテータ式−ホームページ作成講座の全てのページで、メニューの下にあるページ更新日付用に使用しております。私が更新日付を意識しなくても、確実に更新日付が表示されますので、情報の新旧をご訪問された方に知らせるには有効な方法だと思います。

PHPの例を見てみましょう

<p>HP公開:<br />2011/07/23<br /> <?php echo "最終更新:".date("Y/m/d",getlastmod()); ?> </p>

PHPは、開始と終わりを<?php?>で記述し、XHTMLの中に埋め込みます。これは、実際にこのページでおこなっている記述で、赤部分で最終更新日付を表示しています。

公開日については、固定の日付になりますので、最初からXHTMLで記述されていることがお判り頂けると思います。

PHPを組み込んだホームページがあなたのパソコンに表示されるまでの仕組み

PHPを埋め込まれたXHTMLはウェブサーバーでXHTMLだけにに置き換えられる

ノテータ式−ホームページ作成無料講座(PHP概論)PHPのサーバー上の処理

例として、あなたがノテータ式−ホームページ作成講座のTOPページを閲覧しようとしたとしましょう

URLがhttp://hp.noteta.net/として送信されると、ウェブサーバーはノテータ式−ホームページ作成講座のTOPページのファイルを探します。該当ファイルにPHPの記述が埋め込まれていると、その部分を処理して全体がXHTMLになるように置き換えます。

サーバーが処理するという方式がとても重要なんです。つまり、サーバー内の情報によって動的にXHTMLを変化させることができるということを意味しますので、PHPは有効なサービスに繋がる大きな可能性を持っていると私は着目しています。

PHPを組み込んだXHTMLのサーバー処理の前後

サーバー処理前のPHP組み込みXHTML

<p>HP公開:<br />2011/07/23<br /> <?php echo "最終更新:".date("Y/m/d",getlastmod()); ?> </p>

繰り返しとなりますが、これは、このページで行っているPHPの組み込み部分です(理解を助けるためにPHPの部分を赤で着色しています)。
これが、サーバーで処理されると・・・

<p>HP公開:<br />2011/07/23<br /> 最終更新:2011/07/30 </p>

となっています(理解を助けるためにPHPからXHTMLに置き換えられた部分を赤で着色しています。尚、日付はこの文面を書いている当日のものです)。全てXHTMLですね。これをあなたのパソコンに送りますから、あなたのパソコンのブラウサにはPHP部分も正しく表示されるのです。

【PHP練習問題】ページの最終更新日を入れよう

このページで公開したPHP組み込みのXHTMLソースを参照して、ページの最終更新日が自動更新されるようにしてみましょう。

PHPを組み込む素材としてはウェブデザインの学習で作成したホームページのテンプレートをお使いになることをお勧めします。このページと同じ基本デザインですので、結果の確認が容易になりますよ。

ホームページテンプレートのダウンロード

PHPを埋め込む上でのファイルネームの注意事項

PHPを埋め込んだXHTMLドキュメントファイルのファイル名は「*.php」と、拡張子をphpにしてください。
「*.html」でも動作させる方法はあるようですが、その方法を取るとサーバーの負荷が大きいらしいです。自前以外のサーバーであれば、他の方とサーバーを共有していることになりますので、「*.html」で動作するサーバー設定は避けられることをお勧めします。

動作確認済サーバー

PHPは、サーバー上で実行される為に、場合によっては正常動作はサーバーに依存します。今回の程度であればどのサーバーでも動作しますが、ノテータ式−ホームページ作成講座で動作確認しているサーバーは ロリポップ! となります(ロリポップをお勧めする理由)。

動作確認方法

まず、作成したphpファイルをサーバーにアップロードしてください。ダウンロードしたテンプレートのXHTMLにphp部分を埋め込んでいる場合には、style.cssも忘れずにアップロードしてください。

仮に作成したファイルの名前がtest.phpで、アップロード場所がドメイン直下であれば、
「http://あなたのドメイン名/test.php」
とブラウザのURLバーに入力すると動作を確認することができます。

PHPの可能性とノテータ式−ホームページ作成講座の取り組みについて

PHPの可能性

日付を動的に表示することは、PHPのほんの一部分の使用例です。PHPでは、サーバーの情報によってタイムリーに動的に変化するサービスの提供が可能と考えられるために、例えば、ニュースや、ショッピングサイトの新商品情報や、在庫情報などを動的に活用することが可能ではないかと考えています。

ノテータ式−ホームページ作成講座の取り組み

散々書いてきましたように、PHPには大きな可能性を感じております。今後、PHPの有効な使用事例を研究し、その成果をコンテンツとして公開していきたいと思いますので、どうぞご期待ください。次は、PHPでAPIを利用するで、実際にPHPの使用例をご紹介します。

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PHP

HP公開:
2011/07/23
最終更新:2014/07/16