ノテータ式ホームページ作成講座でお勧めするツール達
エディタ,画像編集ソフト,FTPソフトは私と同じ物がベスト
ホームページを作成するには、エディタ,画像編集ソフト,FTPソフトが必要です。もし、この講座の内容に従ってCSSやXHTMLやPHPのテストをされるのであれば、ツールの違いに考えを巡らせお悩みになるのを避けるために、できれば私が愛用するのと同じ物を準備されるといいと思います。このページでは、FTPソフトについてご説明し、愛用のソフトをご紹介します。
ホームページの作成でのFTPソフトに必要な機能とは
ウェブサーバーに、ホームページを表示するための情報を置くのは何故でしょうか?・・・
答えはシンプルです。不特定多数の方に見て貰いたいからですね。上の記事でお分かりの方もいらっしゃると思いますが、自分で作ったホームページを自分が見るだけであれば、インターネットもウェブサーバーも不要です。XHTMLのファイルをクリックするだけで、あなたのブラウザにはあなたのホームページが表示されるのです。
情報を置くと表現しましたが、この行為はウェブサーバーに対する書き込み以外の何物でもありません。誰でも全てのウェブサーバーに書き込むことができたらどうでしょうか?・・・恐ろしいことですね。そこで、ウェブサーバーにはセキュリティの鍵があるんです。いわゆるユーザー名とパスワードなどです。この鍵を第三者に見つけ出されて自由に読み書きされることを「ハッキングされる」と言います。
即ち、FTPソフトの機能としては、自分のウェブサーバーに対して、速やかに自分が主人である認証をとりつつ、自由に読み書きを可能とすることが必要です。
ノテータ愛用のFTPソフト
私が愛用しているFTPソフトです。これも、ホームページビルダーに同梱のものです。右側がサーバー側で、左側が私のパソコンになります。
操作性は至って簡単で、転送するファイルをクリックして転送方向を示すボタンを押すだけです。
データの転送モードには、テキストモードとバイナリモードがります。簡単に言うと、エディタで作成したファイルは(テキストですから)テキストモードで転送する必要があります。画像はバイナリモードで転送しないとダメです(私はこのミスを犯したことがありますが、壊れたブラウン管を見ているような画像に化けてしまいました)。
テキストモードとバイナリモードの切り替えは設定を自動にしておく限り全く問題ありません。
【セキュリティの設定については?】
左側が私が使っているロリポップレンタルサーバー(=ウェブサーバーの準備で詳しく導入理由を説明)のFTPサーバー情報です。右側がFTPソフトのセキュリティ設定BOXです。ロリポップレンタルサーバーの情報をFTPソフト側の対応する項目に書き込むとPTPソフトのセキュリティ設定は完了します。
ホームページビルダーについて
ホームページビルダーは、ツールの準備or確認(画像編集ソフト)のページで紹介したウェブアートデザイナーとウェブアニメーター、そしてこのページで紹介したFTPソフトも同梱している為、作成したCSS, XHTML, PHPなどをサーバーにアップロードすることも可能です。
特徴としては、ワープロライクにページをレイアウトできて、XHTMLを自動生成する機能があることがあげられます。しかしながら、自動生成と言っても、私の持っているV9という数世代前のバージョンに限れば、いくつかの観点(デザイン上、検索エンジンに相性が良いXHTML、それと何よりもCSSとXHTMLを勉強するという観点)において、手作業作成に勝る物なしという感想を持っています。それなので、私の場合には、XHTMLの作成には、基本的にホームページビルダーを使っておりませんが、XHTMLの記述を思い出せない時などには、XHTMLの自動生成機能で作られたXHTMLを参照して助かったりしています。自動生成という機能が突き詰めきれていないとは言え、周辺ソフトが完備しておりますので、魅力的なパッケージとなっており、当時も現在もホーページ作成ユーザーに最も使われている総合パッケージです。
※現時点の最新版はV20です。従いまして、最新版においてこの記事の一部内容は該当しない可能性があります。
FTPソフトが準備できたら(次のステップ)
ウェブサーバーの準備にお進みください。